SOS! 北海道・滝川市 置き去り猫達の里親さん探し

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応援・サポートありがとうございました

保護・里親募集の経緯


保護・里親募集主ムラニャから

私達が現在住んでいるアパートで生活するようになったのは、2005年の9月でした。

その頃、猫達が5〜6頭お隣の家で飼われて、付近を良く散歩していました。
大きな道路から一本中の通りですが、あたりは住宅地ですので、このような場所で家と外を自由に出入りさせるような飼い方ができるなんてすごいと思っていました。
家の前には小さな畑があり、そこで猫達にトイレをさせているようでした。

私達のアパートはペット不可ですが、夫婦共に猫好きということもあり、この猫達を見て楽しんでいました。
今年の春には頭数が更に増え、大人猫達が小さい子達を守りながら遊んでいる様子がとても微笑ましく思えました。
しかし、繁殖制限の手術をしていないこの猫達のこの先は大丈夫なのかと心配をしていました。
そして、私達の不安は現実のものとなってしまったのです。

後から知ったことですが、猫達の飼い主は借家住まい、猫達がトイレにしていた畑は貸し主の物でした。
当然、「出て行ってくれ」というお話になりました。
近隣から「増えた猫達に庭が荒されていて困っている」といった苦情が再三に渡って出ていたにも関わらず、何の対処もせずに猫達を飼い続けていたようです。
そして、今年の7月上旬、貸し主に何の連絡もなく、16頭の猫達を家から閉め出し出て行ったのです。

その後、荷物を取りに来た飼い主に「この猫達をどうするつもりか」と聞いたところ、「後は大家が保健所に電話することになっているから」とまるで人ごとのようでした。
慌てて貸し主へ確認したところ、既に保健所や市役所へ相談しているとのことでした。

ずっとこの猫達を見続けていた私達は、何もせずに黙って猫達が処分されるのを見ていることができませんでした。
これが、私達が置き去りにされた16頭の猫達を保護するに至った経過です。

近隣に住む方のお話ですが、初めは1頭の野良猫を飼い主が家に入れ餌をやり、去勢・避妊の手術もせずに2、3年で16頭にまで増やしてしまった結果なのだそうです。
どうしてこのような事が起きてしまうのでしょうか?
手術もせずに16頭まで増やし、その後猫達を放棄してしまった飼い主、放棄され飼い主がいなくなったから処分しろと言った人達・・・
いずれにしろ、初めの1頭の野良猫を生んだのは人間なのです。
罪ない猫達を処分する権利が人間にあるとはどうしても考えられないのです。

現在、私達夫婦が保護用に設置したプレハブ内で、猫達は生活しています。
猫達を命の危険にさらされている状況から救い出すことはできましたが、保護したものの、課題が山積みの状態です。
無責任な飼い主によって捨てられたこの猫達を全員家族にしてあげたいのは山々ですが、私達夫婦は転勤族であり、転勤のたびに全ての猫達を伴うことは非常に困難であると考え、やむを得ず里親さん探しをさせていただくことにしました。
気立てが良く、かわいい子達ばかりです。
終生変わらぬ愛情を持ってこの猫達を家族の一員として迎え入れて下さる方に託したいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

2006年9月吉日 保護・里親募集主ムラニャの妻筆


補足説明

ムラニャさんご夫妻の保護活動は今でこそ何とか落ち着いていますが、 今日に至るまでは試行錯誤の連続で、 多くの苦労を伴う険しい道のりでした。

総合的・将来的なことを考え地域猫化することを断念され、 「全頭を保護し、里親募集をする」と決断されたものの、 ムラニャさんご夫妻は転勤族でペット不可の賃貸アパート住まい、 おまけにムラニャの妻さんは大の猫好きとはいえ、 重度の猫アレルギー持ちでした。

このような状況であるにも関わらず、 ご夫妻は「今の自分達のできる限りのことをする」 と小さな命達を救うために、 極限まで努力されてきたのです。

初めは滝川市と滝川市近郊で猫達と暮らせる住居探しから始まりました。
結果的にペット可の賃貸物件は一軒も空いておらず、 振り出しに戻ってしまいました。

皆で話し合いを重ね、 最終的に行き着いた答えは「猫達の保護用にプレハブを設置する」 というものでした。
幸い、ムラニャの妻さんのご実家が車で20分ほどの場所にあり、 ご夫妻が責任を持って管理・世話をされるということを絶対条件に、 空いた土地へのプレハブ設置が許されました。

ご夫妻のその後の行動力は「素晴らしい」の一言に尽きます。
数日後にはプレハブが設置され、 猫達が少しでも快適に過ごせるようにと環境を整え、 一週間以内にほぼ全頭を保護されました。
ご近所の方にむやみに保健所に連れ込まれぬよう、 保護を最優先に、 保護後に順次ケアを行っている状態です。

保護された猫達は最初こそ戸惑いを見せていましたが、 今ではすっかり新しい環境に慣れました。
また、ご夫妻のケアが行き届いていて、 どの子も健康そのもので、 大変綺麗です。
寒さ、飢え、殺処分の危険の中から救い出すことこそできましたが、 実は問題はまだまだ山積みです。

春から初秋にかけては大変過ごしやすい気候の北海道ですが、 その後には雪深く厳寒の冬が訪れます。
特に道央の滝川市周辺は豪雪地帯です。
吹雪や豪雪で道が寸断されることも多々あり、 プレハブの屋根の上の雪下ろしや、 道路からプレハブ周辺の雪かきなども必要になり、 日々の管理が非常に大変になってくることが予想されます。

また、ムラニャさんご夫妻は転勤族ですので、 いつまで滝川市に住み続けることができるかわからない状態です。
様々なことを覚悟された上での保護活動ではありますが、 数年に一度の転勤のたびに、 全ての猫達を連れて行くことは難しいと考えます。

「見て見ぬ振りはできない・・・何とか全員を幸せに導いてあげたい・・・」 という想いから、 ご夫妻は無責任な飼い主に置き去りにされ、 心無いご近所の方に保健所に連れ込まれかけた猫達を全頭保護して下さいました。
猫が好きだから、 猫はかわいいから・・・という想いだけでできることではありません。
ご夫妻の限りない努力が報われますよう、 私達もできる限りでのお手伝いをさせていただくことにした次第です。

プレハブ購入、環境整備、医療費、飼育費にと、 莫大な費用がかかっており、 その全てをご夫妻が負担されています。
以上のことから私達で話し合った結果、 里親募集の周知と同時に、 ご支援のお願いもさせていただくことにしました。
どうぞ、よろしくお願いします。

ご夫妻の溢れんばかりの愛情で、 猫達は徐々に心の扉を開いていっています。
全ての子が素敵なご縁を手繰り寄せることができるよう、 応援いただけると心強いです。

2006年9月吉日 にゃんだふる★でぃず hanatoqoo、ナオンナオン ネット 大ママ